2022年04月04日
カテゴリ:batファイル
タグ:#batファイル #robocopy #シェルスクリプト

バックアップしたファイルの一括リストア.batの作り方

前回、更新されたファイルだけを一括バックアップするbatファイルの作り方について解説しました。
今回の記事はその続きになります。
前回と合わせてお読みください。

robocopyコマンドの第一引数と第二引数を入れ替えることで、バックアップの逆の操作(リストアと呼びます)も自動化できます。

完成形の実例

スクリプトの全文です。
前回と同様のフォルダに「restore.bat」という名前で上記の内容を記入すればOKです。
各コマンドの解説や、実行方法については、前回の記事をご参照下さい。

batファイル実行時にリストア元(バックアップしてある)ドライブを指定し、それを現在のフォルダにコピーします。このとき、

  • 所定のフォルダの中身をすべて確認し
  • 更新されていなければスキップする
  • 更新されていれば上書きコピーする

という動作をします。

この2つのスクリプトを組み合わせることで、簡単にバックアップとリストアが行えます。
これで、外部ディスクへの単純なバックアップやミラーリング、2台のPCを用いた同期もバッチリですね。